November 29, 2009
「批評のジェノサイズ」著者が語る、サブカルチャーの悪習と御用ライターの罪と罰(後編) - 日刊サイゾー

続いて『つばさ』に関してですが、基本的にNHKの朝ドラって「女の子の自分探し」と「地域振興&老人慰撫」を両立させなきゃいけないんです。しかし、片方は仕事を通じての自己実現を目指し、片方は地元に帰って来いって話なので、下手なスタッフが作ると両立しないんですよ。それでいつも話に整合性がなくなったり、無理やりな動機付けをしたりして、すごく痛い展開になるんですけど、『つばさ』はその両立がうまくできているんですね。自分探しの結果として、「地元を守れ」というところへ行く。しかも、それもオリジナルの伝統を守るというのではなく、自分が選んだ関係性を大切にするという方に回避していて、非常に現代的で良かったですね。

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